【2025年】新型iPad mini(A17 Pro)用おすすめケース5選|作業や生活をさらに快適に!|比較・レビュー

iPadを購入するととにかく気になるどころか、真っ先に買いそろえるアクサセリーといえばケースではないでしょうか。

どんなケースを選ぶかによってiPadでできることや利便性に大きな違いがでてきます。

今回は新しく発売された新型iPad mini(A17 Pro)で使えるおすすめのケースの紹介とどんな人におすすめなのかについてまとめていきます。

ESR/クリアケース

最初に紹介するのはシンプルすぎるくらいシンプルなESRのクリアケース。

このタイプあんまり選択肢に入っていない人もいるかもしれないですが、個人的には最速&最軽量で使うことを重視するなら意外とおすすめしたいケース。

気に入っているポイントは2つ

  • 軽快&軽量
  • 意外と頑丈

軽快&軽量

カバーも折り目も何もないケースのため、とにかく軽量。

iPhoneのケースのように使えるため、手に取ればすぐにiPad miniを使えるのが魅力です。

カバー付きのケースももちろん魅力があるのですが、意外と軽快に使えるかどうかというのもiPad miniとっては重要な項目だと思っています。

そのため、シンプルすぎるくらいな方がかえって使いやすいかもしれません。

僕も初めてiPad miniを購入したときに選んだケースはこのタイプのクリアケースでした。

意外と頑丈

ESRのクリアケースの良いところは耐久性にもあります。

ケースを保護する部分は固めで、ペンシルとかスピーカーがある場所は少し柔らかめの仕様。

保護もしながら使いやすさも両立させています。

気になるところ

シンプルですが、そのシンプルさ故に機能性というところでは高いとは言えません。

シンプルなケースというところでスタンド的に使うことはできませんし、マグネットに対応ということもありません。

今ケースに貼ってあるようにMagSafeのリングシールを貼ることでアクセサリーをつけられるようになりますが、このような工夫がないとシンプルなケースとしてのみ使うことになります。

シールを貼ればリングやスタンドを使えるようになるので、使用の幅は広がるでしょう。

SwitchEasy/Origami Nude

僕が所持しているなかでは1番折り目が多く、多彩なアングルで使用できるケース。

ケースの名前からもわかる通り、折り紙のように様々な折り方をして使っていきます。

気に入っているポイントは2つ。

  • 5つのアングルを使える
  • 折り紙式だけど書く角度がある

5つのアングルを使える

Origami Nudeは「Typing」「Portrait」「Landscape①」「Landscape②」「Landscape③」の5つのアングルで使用できるのが特徴です。

それぞれ角度を見ていきましょう。

「Typing」が20度くらいの書く角度。シンプルな3つ折りタイプのような形状です。

「Portrait」は縦置きのスタイル。カバーの外側同士を重ね合わせて使います。角度としては45度程度。

「Landscape①」は70度程度の横置きタイプ。カバーの内側同士を重ね合わせて置きます。「Landscape②」はPortraitの折り方で横置きしたモード。角度は70度ほどです。

正直Landscape①とLandscape②に違いは見られません。

しかし、Landscape②の場合はPortraitから向きを変えるだけで良いので、実質的によく使う置き方はこちらになりそう。

「Landscape③」は3つ折りタイプのカバーのように、カバーを三角形にまとめた置き方。

角度は実測54度で、横向きのスタンド方法としては1番角度がちょうど良く見やすいです。

横置きするならこの角度がおすすめ。

折り紙式だけど書く角度がある

Origami Nudeの特徴としては折り紙式なのに書きやすい角度が使えるというところです。

折り紙式のケースはPITAKAやMOFTも販売しているのですが、15度くらいの角度を採用していません。

そのため、折り紙式のケースを使いつつ書きやすい角度が使いたい場合はOrigami Nudeを選ぶ必要があります。

気になるところ

気になるところとしては「縦置きの角度が微妙」と「折り方は直感的ではない」という2つのポイントがあります。

まず縦置きの角度についてですが、縦置きの角度は45度となっており、正直この倒れ込み方だと視聴するにはストレスを感じるほど倒れ込んでしまっています。

60度程度が視聴に最適な角度だと感じているので、その角度から比べると使いにくいです。

縦置きはできるけど、できるだけといった印象。

もう1つの折り方については、折り目が複雑だということもあり、完成系がわからないとどのように折る必要があるのかがわかりません。

直感的に簡単に使えるかという点ではやや難しいと言えます。

PITAKA/MagEZ Folio 2

新型iPad miniが発売されたことでリニューアルして最近新発売したPITAKAのMagEZ Folio 2。

リニューアルの詳細はマグネット位置の変更とのことです。

Pro用のサイズも展開されている定番ケース。

気に入ったポイントは2つ。

  • 4種のアングルで多彩に使用できる
  • ペンシルホルダーの収納スペースがある

4種のアングルで多彩に使用できる

MagEZ Folio 2の特徴は縦置き・横置きに対応した4種類のアングルで使用ができるところ。

34度・53度・57度・62度の4種類の角度で設置が可能です。

まず34度・53度の角度はカバーを外側に折り込んで使用します。

34度は4つの置き方のなかで1番傾斜が緩いので、書くときの角度として公式が推奨。

反対側に設置すると53度の角度として使用可能で公式ではセカンドディスプレイとして使用シーンを想定しています。

次に57度・62度カバーを内側に折り込んで背面のマグネットでくっついている状態。

個人的にはこっちのたたみ方の方がスムーズにできます。

57度は動画視聴がしやすい角度で、ベーシックな状態と言えるでしょう。

62度は縦置きに回転させたときの角度。

奥行きがあるので、かなり安定してiPad miniを支えられています。

基本の横向きと縦を向きを変えるだけで使い分けられるのはスムーズで快適です。

このうように簡単に横置きと縦置きを変化させつつ安定して視聴ができるのが魅力だと感じました。

また、ケース自体も軽量なので、持ち運びも問題ないケースです。

ペンシルホルダーの収納スペースがある

これは本当に大好きな仕様で、なんとMagEZ Folio 2にはケースの内側に窪みがあり、ペンシルホルダーは使わない時に内側にしまえます。

ペンシルを持ち歩かないときにペンシルホルダーが邪魔で、使わないのにいちいち取り外したり外側に不自然に留めている状態が嫌いだったのですが、内側収納によってこれらの問題は解決しました。

ちょっとした工夫ですが、これによってペンシル使用時は安心だしつかわないときはスタイリッシュに使えるというところで、実用性とデザイン性が両立したように感じます。

この仕様は最高すぎるので、ペンシルホルダーを採用しているケース全部に取り入れて欲しいと思っているほどです。

気になるところ

気になるところとしては書く角度はあと少しといったところ。

一応34度の角度はあるのですが、この角度でもまだまだ高い。

手首が返ってしまって、僕はこの角度で書き続けるのは疲れてしまうと感じました。

やはり書く角度としては20度くらいまでが快適の限度な気がしているので、なんとかもう一息低い角度に調整してもらいたいところ。

elago/MAGNET FOLIO

カバーを分離することによって、シンプルな使用と多機能性を両立しているiPad mini用ケース。

バランスが取れた良いケースであるという印象です。

気に入ったポイントは2つ。

  • 軽快さと機能性の両立
  • 背面マグネットの拡張性

軽快さと機能性の両立

このケースの特徴はなんといってもカバーが分離するセパレートタイプであるというところ。

個人的にはiPad miniはカバーなし運用したいと考えているのですが、持ち運びまで考えるとカバーでのディスプレイ保護も気になりますよね。

そんなジレンマを解決してくれるのが魅力的です。

家で使っているときはカバーを取り外して使い、持ち運ぶときにはカバーをするといった使い分けができます。

また、カバーは取り外せるというだけではなくスタンドとして使用することももちろんできます。

これによって、今まで使用してきたシンプルなスタンドとしても使用できるので、機能性も落としていません。

もっと言えば、分離するスタンドになったことで、低い縦置きもできるようになったので、この置き方をしたい人にとっては唯一無二のケースであると言えます。

背面マグネットの拡張性

このケースは背面がマグネットに対応しています。

そのため、冷蔵庫やホワイトボードといった場所に貼り付けて使うことが可能です。

以前教員として働いていたときに、同僚の先生が背面マグネットに対応したアクセサリーを駆使して、職員室のデスクにiPadを貼り付けて収納しているときは「なるほどな」と感心しました。

このようにマグネットに対応していることによって使い方の幅が広がるので、有効活用できるアイデアを活かしやすいです。

気になるポイント

気になるポイントは「もう少し磁力が強ければ…」というところ。

この製品はすべての面がマグネットに対応しているというわけではなく、全体的にマグネットが対応する点が点在しているといった感じ。

なので、どこでもマグネットが貼り付けられるのではなく、全面をくっつけた場合に貼り付けが機能するといった仕様。

そのため、部分部分ではマグネットが弱い・ないので、MagSafe系のアクセサリーを取り付けることはできません。

リングやスタンドなどが取り付けられるとさらに拡張性が上がった気がするだけに残念です。

MOFT/Snapケース

現在僕がメインのケースとしてずっと使用しているケース。

これまでの何回も取り上げていて、チャンネル視聴者からもかなり反響の大きい人気のあるケースです。

現在公式では販売していないのですが、公式に確認したところ「再販予定はある。時期は未定」とのことでした。

再販開始が決まったらすぐに連絡してもらう予定なので、分かり次第情報は共有します。

気に入っているポイントは2つ。

  • MagSafeアクセサリーが使える
  • ペンシルホルダー搭載

MagSafeアクセサリーが使える

正直機能性というところでは最近発売されたケースの方が利便性は高いのですが、このケースにはそんな利便性よりも優先したくなる唯一無二の機能があります。

それが背面マグネットに対応しているというところ。

もともとこのケースのコンセプトはMOFTのSnapスタンドというマグネットスタンドとセットで使える!ということを謳ったケースでした。

当初僕もその組み合わせで使用しようと購入したのですが、試しに手持ちのアクセサリーを取り付けてみたところ、これがフィット。

リングもかなり強く貼りつくし、本来専用シートを使わなくてはいけないMajextand Mがシートなしで使えてしまいました。

このマグネットの強力さによるマグネット系のアクセサリーを使えるのがあまりにも便利すぎて、僕は現在このケースがメインのケースとなっています。

アクセサリーを使うのはもちろんですが、家ではマグネットマウントアダプターも駆使して、簡単に取り付け&取り外しができる環境を作って、いつでもどこでも浮かして見られるような環境を構築できました。

ペンシルホルダー搭載

側面にペンシルが貼り付くのがiPadの便利なポイントではあると思うのですが、iPad由来のマグネットだけでは、荷物の中に入れたときにどこかに行ってしまいがちです。

取り出すたびにペンシルを荷物の中から探すのが手間なので、僕はペンシルホルダーが一体となっているタイプのケースを好んで使っています。

しかし、11インチサイズのiPadだとペンシルホルダー一体型のケースがそこそこあるのですが、「カバーなし」「ペンシルホルダーあり」で探してみると意外とminiではこの条件に合うケースにであえず。(アリエクは当時知らなかったので除く)

けっこう探してたどり着いたのがSnapケースだったというわけです。

気になるポイント

気になるポイントとしては「ペンシルホルダーの位置」。

お気づきかもしれないですが、ペンシルホルダー1が左側にあります。しかし、磁気充電ができるのは右側です。このペンシルホルダーに入れている間は充電ができないという問題が発生します。

デザインされた商品が多いMOFTなのでこれもあえてなのかもしれないですが、僕はこの仕様の良さに気づくことができませんでした。

やはりホルダーにしまっている間に充電されていて欲しい!と考えると、僕は右側にホルダーが欲しい派です。

視聴者さんにも一緒に考えてもらったのですが、「過充電を防ぐ」という意図があるのではないかという結論に落ち着いてはいます。

しかし、僕は過充電だとしてもせっかくなら右側にあって欲しいと思うので、再販するさいにアップデートしてペンシルホルダーを右側に調整して欲しいな、なんて考えています。

おまけ:MOFT/Snapフロートフォリオ

これはmini用の実機を持っているわけではないのでおまけとなります。

MOFTにはSnapフロートフォリオというケースがあり、これもかなり好きです。

僕はminiではなくPro用を持っているのですが、長年使用しているお気に入りのケース。

気に入っているポイントは高さを出せるというところ。

ここまで紹介してきたケースはどれも横置きや縦置きの話が中心でしたが、高さを出せるケースはありませんでした。

MOFTのSnapフロートフォリオは高さを出せる独自性のあるケースで、高さを出して目線を楽にしたいと考えている人におすすめです。

最近iPad Pro用に2024年モデル対応の新モデルが発売されたのですが、miniについては新モデルの発売は現状ありません。

おすすめの機種はどれか

以上5種類+おまけのケースを紹介してきましたが、実際どれがどんな人におすすめなのか、といいうところで場合わけをしてタイプ別に考えてみました。

MagSafeアクセサリーが使いたい:MOFT/Snapケース

MagSafeを含むマグネット系のアクセサリーを使いたい人にとってはSnapケースが最高の選択肢となると感じています。

リングシールを貼れば似たようなことができますが、ケースのどこに貼っても使えるというのはこのケース唯一無二の特徴。

この背面のおかげで僕はリングを自由自在に貼り付けることができていますし、Majextand Mも一を調整しながら使えています。

このように背面にマグネット系アクセサリーを貼り付けて機能性を上げていきたい人はSnapケースがおすすめです。

現在はメルカリで中古を探すか、再販を待つしかないのがネックではあります。

ベーシックかつ機能性重視:elago/MAGNET FOLIO

シンプルなケースとして活用できつつ、カバーを分離することで機能性まで高いのがelagoのMAGNET FOLIO。

背面カバーだけで軽快に使ったり、スタンドを利用してシンプルに使ったり、シンプルさと機能性を重視する人には相性が良いと思います。

カバーなしで使いたい場面もカバーをつけて使いたい場面も、どちらも対応してくれる幅の広さが魅力です。

縦置き重視:PITAKA/MagEZ Folio 2

縦置きを快適に行いたい人はPITAKAのMagEZ Folio 2。

縦置きができるケースは他にもありますが、適切な角度で縦置きをするならMagEZ Folio 2が見やすいです。

また、縦置きから横置きまでも簡単に行えるので、場面に応じて使いやすい点も魅力的。

機能性に優れる総合力の高いケースだと感じています。

高さを出したい:MOFT/Snapフロートフォリオ

高さを出して作業がしたい人はMOFTのSnapフロートフォリオがおすすめ。

現状これだけの高さを出そうとするとMajextand Mを使うなど、限られた方法の中から選ぶことになります。

別途アクセサリーを購入しなくてもケースが一体となって高さを出せるというのは非常に魅力的だと感じました。

高さを意識する場合は要チェックです。

まとめ

ケース選びで使い勝手とかできることが大きく変わってくるので、自分の使用環境にあわせて最適を選んでみてください!

これからも良いケース見つけたら随時紹介していきます。

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