ガジェットブログとして運営しているこのブログですが、最近いろんな製品をレビューしてきて統一性があるようでないような感覚になってきてしまいました。
そこで一度「自分はどんな基準でガジェットが欲しくなり、記事を作りたいと感じているのか」について真剣に振り返ることに。
そうすると見えてきたのが、「生活が変わるレベルの衝撃を受けたガジェット」がずっと好きなんだなと気がつきました。
そこで今回は自分がこれまで出会ってきて衝撃を受けたガジェットと現在使用中のガジェットなどについて紹介しようと思います。
生活どころか人生を変えるレベルのガジェットが好き
生活が変わるとか人生が変わるの指標としては「毎日レベルで使うようになる」「これまで許容してた作業がそのガジェットなしではできなくなる」このあたりです。
今までは困っていなかったのに、そのガジェットを知ってしまった瞬間からそれがない生活が考えられないような状態に陥ってしまうガジェットが人生には度々登場します。
そんな衝撃を受けたガジェットが好きになり、好きになってからはずっと使うし集めてしまう傾向が自分にはあるようです。
個々のガジェットに関連性はあったりなかったりするのですが、全体的な関連性として「生活を変えた」「今まで気がついていなかった不便を認識させてくれた」なんてところでしょうか。
あまり深く考えたことがなかったのですが、おそらく僕が自分からレビューをするガジェットはこの傾向に自然と寄っていることが多いように感じました。
以下、これまで自分の生活や人生を変えたといっても過言ではないガジェットの紹介です。
iPad/iPad Air
人生で1番生活を変えたガジェットは何かと考えるとiPadに行き着くような気がします。
ずっと大好きなガジェットで、今では家に無印・Air・mini・Proとすべての種類のiPadがそろうまでに…(最初に購入したAirを売ってからはしばらくAirがいませんでしたが最近新型が加入)
元々教員だったということもあり、授業でも多いに役立ってくれたところが大きいかもしれません。
iPadによって生活はもちろん仕事の仕方も変わったので、与えてくれた変化や衝撃は大きです。
仕事ではPC用にスライドを作って授業の準備をするというのが一般的だったなか、iPadを取り入れた授業の身軽さや直感的な操作というのは授業作りや進行に大いに役立ちました。
特に生徒が考えた考察や実験結果をiPadで撮影し、そのままGoodnotesに貼り付け。そして手書きしながら補足したり注目させたりすることで、スムーズに授業が行えました。
他にも授業の構成やアイデアを考えるために、MapNote2という無限に書き続けられるマインドマップアプリを使ってガリガリ書きながら仕事をすることも。
アイデアを考える・まとめることが今でこそテキストベースになったのですが、この習慣を作ってくれたのはどこでもいくらでも書き続けることができるiPadのおかげです。
iPadは即時性が強い
iPadの魅力は即時性だと考えていますし、衝撃を受けて生活が変わったのもこの部分。
- 撮影した・検索した写真をすぐに周りの人に大きな画面で見せられる
- 資料に簡単に書き込みができる
- もちろん写真に書き込みもできる
教員として働いていたこともあり、生徒が言ったことに対して「その場で」「適切に」返すというのは非常に重要でした。
準備している資料で教えきれればそれでいいのですが、準備では対応できないことも多々ありました。
そんなとき「これのこと?」と検索したり撮影したりした画像を見せて理解を共有することや、生徒自身が考えたり作ったりしたものにすぐに書き込みをするというのは理解のスムーズさに格段の違いが生まれると感じています。
その点でPCはもちろんなんでも準備ができるのですが、すぐに周りにもわかる形で作業ができるというのはiPadならではの魅力だと感じました。
ARグラス/XREAL Air 2 Pro
これは去年初めて使ってから衝撃を受けすぎてずっと感動しているガジェット。
まだまだめずらしいガジェットで知らない人も多いと思いますが、かけるだけで目の前に大画面のモニターが表示されます。
ARグラスのどこにハマったかというと、どこでも誰にも見られない自分だけのモニターを使えるというところです。
これまで僕は画面を覗き見られるのが苦手で、電車やカフェで気兼ねなく作業をしたり動画を見たりすることができませんでした。
しかし、ARグラスを使うと使用端末はリュックの中に入れてしまっても目の前には大画面の映像が広がっています。
そしてもちろん周りには自分が見ている映像が見えません。
作業したり動画を見たりしたいと思っても、覗き見や画面サイズの小ささが気になって思うように移動時間や外出先で楽しめなかった自分の課題がすべて解決されたようで衝撃でした。
この快適さに気がついてからは電車でARグラスをかけて作業をするようになり、持ち物はミニマルだけれど作業環境はマキシマムという状態で作業をするように。
愛用機はXREAL Air 2 ProというARグラスで、デザイン的にもサングラスに近い感じなので気に入っています。
また、ARグラスにあまりにもハマりすぎていろいろブログ記事や動画を作っているうちに、XREALのアンバサダーになっていました。
折りたたみキーボード/MOBO Keyboard
僕がガジェットの沼に落ちたのは今思い返してみるとBluetoothキーボードが始まりだったかもしれません。
学生時代に紙とノートでメモではなく、教授の言ったことを素早く記録したくてBluetoothキーボードを購入したのがきっかけ。
初めてガジェットらしいガジェットを使ったということもあり、無線で繋がっていることにも感動しましたし、持ち運びできるような小型なキーボードであったことにも感動していました。
しかし、当時初めて買ったキーボードは打鍵音がうるさく、静かな授業では目立ってしまいました。
そこで静音性に優れるキーボードがないかと探して出会ったのがMOBO Keyboardです。
家電量販店でたまたま置いてあるのを見つけ、タイピングした時の静音性に感動した時の衝撃、忘れられません。
それからすぐにMOBO Keyboardを購入し、ずっと愛用しています。
静音性が高くなったことでどこで使っても問題なくなりましたし、折りたたみできるというところで、本当によく持ち出していました。
どこでも入力して作業ができるうえ、打鍵感もそれまで使っていたものよりもよく、静音性も高いというところで理想的なキーボードです。
振り返ると、自分好みの機能を持ったものを買い集めてついに見つける、という体験をしたガジェットも折りたたみキーボードが初めてだったような気がしてきました。
キーボード/HHKB Professional HYBRID Type-S
折りたたみキーボードでキーボードへの熱が高まった僕はデスクに置く据え置きのキーボードにも手を出し始めます。
最初はサテチのApple純正に似た薄型のキーボードを使っていたのですが、ガジェットについて調べるうちに「最高」と名高いキーボードを見つけることに。
それが当時からずっと高級キーボードとして話題になっていたHHKB Professional HYBRID Type-S。
金額の高さからずっと避けていましたが、使ってみるとキーボードの良さというか体験が変わりました。
「スコスコ」と表現される優しい打鍵感。少ない力でタイピングできる静電容量無節点方式の魅力を知ることに。
キーボードによって打ちやすさが違うということを認識させてくれた1台です。
以来、キーボードは特に好きなガジェットになり、これまで10台は使い込むほど熱を入れるガジェットになりました。
日頃触れる機会が多いからこそ
最近より一層キーボードが好きになっています。
というのも常にキーボードを叩きながら生活をしているということもあり、自分にあったキーボードを使うということが非常に重要だということに気が付かされてばかりだからです。
打鍵感1つとってもLofree Flowのような独特なコトコトとした打鍵感でタイピングをすると、気持ち良さからずっとタイピングしていたくなることを知りました。
一方で、フレームが金属だったりキースイッチの押下圧が重いと指が疲れたり痛んだりして思うようにタイピングできなくなるという一面も。
自分のタイピングの強さがどれくらいなのか、好きな打鍵感はどんな傾向があるのか、どんなキーボードであれば毎日使っても飽きないし疲れないのかなど、いろいろ考えながらキーボードを使い始めると最適解を探す旅に終わりが見えません。
使用時間が長くなってきたからこそ、余計にこだわるようになってきてしまい、最近は家にキーボードが溢れています。
トラックボールマウス/ERGO M570
もう5年以上は使っているマウスがトラックボールマウスで、そのきっかけとなったのはLogicoolの定番トラックボールマウス。
当時購入したのはERGO M570でしたが、今は最新のERGO M575SPが発売されるほど進化しています。
これまでマウスは動かすもの、という先入観を持っていた僕にとって、親指だけで動かすマウスを見たときの衝撃はとてつもないものでした。
しかも、マウスを動かす必要がなく、省スペースでマウス操作を行うことができます。
操作性もさることながら機能性の良さにも心を打たれ、使っている友人に試させてもらった後にすぐ購入したのを今でも覚えています。
それからというものトラックボールマウス以外は使えない体となってしまい、Logicoolのトラックボールマウスを転々としていました。
M575も購入しましたし、去年はついにMX ERGOに。
そして先日MX ERGO Sをレンタルしてレビューしたのですが、あまりの使い心地の良さに自分用にすぐさま購入してしまいました。
もうこれからもトラックボールマウス以外は使えないと思っているほど気に入っています。
ヘッドホン/WH-1000XM3
ノイズキャンセリングを僕はこのヘッドホンで知りました。
WH-1000XM3を買うまではノイズキャンセリングのついていないSOUNDPEATSのイヤホンを使っていましたし、ノイズキャンセリングという機能も信じていませんでした。
しかし、僕がブログを始めるきっかけとなった観音クリエイションさんがWH-1000XM3を購入し、「ノイキャンがとにかくすごい。無になる」みたいなレビューをしているのを読んで気になって購入。
結果、本当に雑音が消える「無」を体感しました。
今まで自分が静かだと感じていた環境も、実は生活音が鳴っていて本当の無音ではなかったということにこのヘッドホンをつけてから初めて気がつきました。
ノイキャンを知って以降、今まで気にしていなかった生活音まで気になるようになってしまい、静かだと感じるハードルが上がってしまったほどです。
完全にこのヘッドホンでノイキャンに味をしめてしまい、それ以降購入するイヤホンについてはノイキャンの性能をシビアにみるようになりました。
ヘッドホンは買い替えなさすぎてずっとWH-1000XM3を使っているので、WH-1000XM6が出るなら問答無用で購入すると心に決めています。
生活や人生の「何か」をガジェットが変えてくれた
長くなってしまったので、どのガジェットが何を変えてくれて感動したのかまとめてみました。
- iPad:他者との即時共有・無限の手書き
- ARグラス:作業場所
- 折りたたみキーボード:コンパクトな持ち運び・静音性の気づき
- キーボード:打鍵感の違いによる感触と負担
- トラックボール:省スペースでの作業
- ヘッドホン:ノイズキャンセリングによる無音
どのガジェットも、これまでなくても生活していたけれど、あったら便利、とか新しい感覚を知ることができたようなガジェットに特に感動し、ずっと好きになる傾向があるようです。
特定の何か1つがすごく好きというよりは、生活や人生を豊かにしてくれたガジェットというものが好きなようにも感じました。
生活や人生が変わるような物に出会えたときの感動があるからこそ、その感動を伝えられるようにブログやYouTubeをやってる側面もあるかもしれません。
まだ出会ってないだけで自分の生活や人生を激変させてくれるようなガジェットはまだまだあると思うので、積極的にガジェットに関わって、得た情報はこうやって共有していこうと思います。
まとめ
自分のルーツをたどるような記事になってしまいましたが、いかがだったでしょうか。
みなさんにとっての生活や人生を変えたガジェットがあればぜひコメント欄で教えてください!
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