Airのラインに登場した13インチのiPad Air。
発売自体は2024年の5月なのですが、少し遅れてiPhoneが話題となっている今、iPadを購入しました。妻が。
実は今回は僕ではなくて妻がちょっと変な時期に13インチのiPad Airを購入しました。
これまで13インチとはまったく縁のない生活を送っていましたし、自分には必要がないと思っていて買ってこなかったiPadが13インチサイズ。
そこで今回はなぜ13インチサイズが必要になったのか、13インチのiPad Airの魅力やできることについてまとめていきます。
iPad Air13インチの特徴
- M2チップ搭載
- 横向きのフロントカメラ
- Apple Pencil Proに対応
基本性能が上がっていること、オンライン会議を見越してフロントカメラになったこと、新型のApple Pencilが使えること、このあたりが大きな進化だと思います。
基本的な性能としてはもはやProといっても差し支えなく、何が違うのかと聞かれると困ってしまうほど性能が高い機種です。
強いていうのであればリフレッシュレートが120Hzではなく60Hzということになりそうですが、これもゲームをしないのであればあまり気にならない差なのではないでしょうか。
13インチの購入理由
それでは妻がなぜiPad Air 13インチを購入したのかというところですが、それは楽譜を見るためです。
実は僕の妻は演奏活動をしていまして、今も頻繁に演奏会を行なっています。
そんな妻はいつも楽譜を見ながら練習や本番をこなしているのですが、楽譜の電子化にiPadが大いに役立ちました。
以前僕が誕生日プレゼントとしてプレゼントをしたiPad 第7世代を使い、目の前に楽譜を表示させていつでもどこでも何枚でも楽譜を見られるようにしています。
しかし、長年使ってきていてずっと抱えていた問題が「楽譜が小さくて見えにくい」ということ。
第7世代の無印iPadも画面サイズが10.2インチあるので決して小さすぎることがはないのですが、それでも譜面台に置いてしまうと距離ができてしまい見えにくいとのことでした。
そこで今回ついてに大型のiPadを購入して見やすい環境を構築使用と考え、決心して購入したようです。
実際に使ってみて
使用してみると差は歴然で、圧倒的に見やすいようです。
しかも本体もAirということもあって軽量。旧型のPro11インチと大体同じくらいでしょうか。
想像していたよりも軽く、取り回しが良くて使いやすいので気に入っているとのこと。
僕の妻は10.2インチからのサイズアップだったので、ホームボタンがない分、表示領域の増え方が大きいのでより感動しているようにも感じました。
プロの現場でも最近iPadが主流に
これは余談ですが、今回妻が13インチを決意したというのも周りに使っている人が増えてきてとても見やすそうだから、というところでした。
現在演奏家のプロの現場でもiPadは主流なデバイスとなり、楽譜を何枚何百枚と持ち歩くのではなく、電子化して見てしまう人が増えているようです。
また、紙の楽譜と違ってめくる音が出ないので、演奏の邪魔をしないのも魅力。
しかし、バッテリー問題や発熱問題は多々あるようで苦労するところもあるそうです。
電子化と巨大なサイズ感の大きな影響を受けている世界のように感じました。
13インチが活かせる場面
実機を実際に見てみて、改めてこれはどんな場面で役にたつのか。という視点で考えてみました。
- 楽譜を見る
- イラストを描く
- マインドマップを書く
- サブディスプレイとして使う
- 動画編集をする
- 写真の編集をする
ざっくりこのあたりの作業は相性が良さそうだな、と感じました。
共通点としてはクリエイティブな活動や「見る」ことが重要になる作業については特に使いやすそう。
妻であればもちろん楽譜を見る使い方ですが、僕であればMacBookのサブディスプレイとして活用すれば、MacBookと同じ程度の大きさの画面を隣において2面で作業ができます。
手にしてみると想像以上に11インチよりも大きく感じるので、これであれば動画編集や写真の編集も細部までこだわりつつも直感的に作業できるな、と感じましたし、イラストも描きやすそうです。
総じて、クリエイティブな用途と非常に相性の良いiPadであると感じました。
13インチが使いにくい場面
クリエイティブな用途で存分に力を発揮してくれそうなiPad Air13インチですが、一方で使いにくい場面も見つけました。
- ブラウジングをする
- 動画を見る
- 電子書籍を読む
- ノートとして使う
魅力のあるサイズ感ですが、やはり日常使用するには取り回しの悪いサイズであるという実態も。
手に持って動画を見たりネット検索をしたりしようにも、大きすぎてかなり腕を広げながら見なければなりません。
スペースもあるし、脇をしめて持てないので重量以上の重さを感じてしまいます。
他にはノートとして活用するにはサイズが大きくてスペースをとってしまうほか、手の移動も多く、勉強用に使うには少し使いにくい印象を受けました。
スペースが関係なく固定できる場所や作業とは相性が良さそうですが、常に自分が持っていたりスペースが限られていたりする場所は他のiPadを使いたくなるでしょう。
miniをサブ機に持ちたくなる
もし自分がこれをメイン機で持っていたら、と仮定して考えるとサブ機が必須レベル欲しくなりそうと感じました。
やはり、合う作業については11インチのiPadよりも抜群に合いますが、合わない場面は本当に上手くいかない感じになりそうです。
メリット・デメリットをそれぞれも持っているのがガジェットなのでしょうがないのですが、サイズ感も相まってかなり使用状況を繊細に考えなくてはいけないのは事実としてあります。
僕がこれまで使ってきたガジェットのなかでもかなりピーキーな部類に入りました。
ハマる人は激ハマりするでしょうし、合わない人にはとことん合わない。そんな印象です。
常に大きいのを持っているというところで、取り回しのよいminiを持っておけばどんなシュチュエーションにも対応できそうなので、この2台セットで使いたくなりそうだなと感じています。
実際に妻もこれまでminiにあまり興味をしめしていなかったのですが、あまりの大きさに「あってもいいかも…」と少し心が揺らいでました。
まとめ
我が家に13インチのiPadがくるなんて思っていなかったので、予想外の新メンバー加入です。
これでなんとついにiPadが無印・Air・Pro・miniとすべてそろったので、そのうちiPadまとめ記事や動画も作っていくような気がします。