ARグラスにのめり込んでもうすぐ半年ほど経とうとしているのですが、半年経ったところでまだまだ使用している人は少数。
最近使用していることを公言するようになって、「ARグラスっていいの?」「ARグラスって何に使えるの?」みたいな質問をかなりいただくようになりました。
そこで今回は実際に僕がARグラスをかけてしていることや体験してきたことについて紹介をしてきたいと思います。
まだまだ本格的に使っている人が少ないなかで毎日持ち歩いて使っているので、半年間使用してわかったことをまとめておきます。
電車で作業
使用頻度圧倒的1位が電車でARグラスを使うこと。
電車内で使うメリットとして、誰にも画面を覗かれないけど、自分の目の前には大画面の映像が広がっているという状態が最高だと感じています。
これまで電車の時間を有効に使おうとスマホやiPadでブログを書いたり作業をしたりできないかと考えたのですが、スマホの小さい画面ではやる気が出ないし、iPadの画面を見られるのも嫌だというところで、結果何もできない日々が続いていました。
しかし、ARグラスを使い始めてからは、誰にも自分が見ている映像は覗かれないうえにスマホよりも広い画面が目の前に広がっています。
これによって、今まで削がれていたやる気や問題が解決し、今では電車で吸われたときはすぐに ARグラスをつけてブログを描いています。
動画編集もしてみましたが、これもなかなかいい感じでした。
カフェで作業
iPadやPCを持ってカフェで作業をしている、という人も多いのではないでしょうか。
限られたスペースのなかで快適な作業環境を作ろうとするとなかなか大変で、僕もなんとかカフェで快適に作業がしたいと思って作業を快適にするガジェットの組み合わせを何度も考えました。
ですが、最適解はARグラスなのかもしれません。
最近軽く外出して作業をする場合の持ち物としては
- iPad mini 6
- MOKIBO Fusion Keyboard
- ARグラス
この3つです。
マウスもいらないし、PCほど重いわけでもないですが、画面は特大で快適。
身軽な持ち物で快適で充実した作業環境が欲しい人にはうってつけです。
ベッドで使う
僕は横になるとすぐ寝てしまうのでなかなか使う機会がないのですが、実態としては寝ながら使うのが相性がよくてよさそうだとは常々思っています。
ARグラスをかけて寝ながら動画やゲームを楽しめば、これまであった寝ぼけてスマホが手から滑り落ちて顔に激突してしまうという悲劇がなくなることでしょう。
僕はブログだったり動画編集だったり、主な用途が作業中心ですが、実際はもっとカジュアルにエンタメを消費するために積極的に使う方が楽しいのではないかと思っています。
最大限リラックスできる体勢でエンタメを楽しむ、最高の時間になりそう。
映画館で自分だけ字幕を表示させる
ARグラスはエンタメ消費や作業だけではない性能を持ち始めてきています。
XREALのARグラスであれば映画館でかけて、自分だけ字幕を表示させながら映画が見られるように。
まさに現実を拡張して実生活を豊かにしているという点では本来的なARを体現できている機能といえます。
字幕が見えるARグラスのプロダクトの名前は「HELLO!MOVIE」。
全国の映画館でARグラスをかけながら映画を見ると、映画に字幕が映った状態で視聴できというもの。
実際に自分もARグラスをかけながら映画を見てみてたのですが、本当に字幕が自分だけの視界のなかで映像に合ったタイミングで表示されました。
これまで邦画には字幕がある上映会というのがほとんどなく、聴覚障害のある人は邦画だからこそ映画が見られないという実態がありましたが、ARグラスで字幕が見えるようになり、一定の解決策になっていくでしょう。
現状としてはまだグラスが半透明なため、映画を見ると彩度が落ちて鮮やかな映像が見にくいことやレンズの視野の問題など、課題はありますがこれからが楽しみです。
ディスプレイを掴んで自由に配置する
XRクリエイティブチームの「Atelier Vision」による、Meta Quest 3やXREAL Lightを活用した作品の最終発表会に以前行ったとき、学生が作ったアプリを体験してきました。
僕が体験したアプリでは、目の前に現れたホワイトボードに手書きメモを書けたり、掴んで視界の好きな場所に移動できたりするアプリ。
これは本当に画期的で、視界にすぐメモを出現させ、さらに邪魔にならないように好きなところに設置ができる。
日常的にこんなことができるようになれば、アイアンマンやSAOの世界だって夢ではなくなります。
視界全部が作業領域になるとしたら革命が起こるのではないでしょうか。
まとめ
ARグラスってなんなの?必要なの?みたいな疑問がよく出てくるので、自分の活用法とか持っている情報を共有しました。
現状持ち運びモニターみたいな側面が強いので、外で作業が多い人には覗き見防止の意味も兼ねてそこそこおすすめできます。
一方で、ブログとか動画編集とかをしないとなるとエンタメ消費が1番の使用用途になると思うのですが、エンタメ用としてだけ使うにはちょっと高級かもしれません。
今購入すべき人は限られてくるかもしれませんが、圧倒的におもしろく未来を感じられるガジェットであるのは間違いありません。
新しいもの好きや、既存のガジェットに飽きてきてしまったガジェットオタクには刺さると思っているので、気になった方はぜひ購入もしくは体験してみてください!
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