iPadにはどのようなケースを使っていますか?
今では様々なタイプのケースが発売されているので、どれを選ぶのかで迷ってしまうと思います。
今回はiPadを使いやすくするためにはどのようなタイプのカバーがおすすめなのか?という視点で、5つの型のケースを紹介していきたいと思います。
ケースの種類
大きく分けて5種類のケースを紹介します。
- カバー付きケース
- マグネット吸着型
- カバーなしケース
- キーボード一体型
- 特殊型
カバー付きケース
カバー付きのケースはiPadケースの中でも1番シンプルなモノであると言えます。
街で見る人、電車で使っている人、だいたいはこのタイプのケースなのではないでしょうか。
このよくあるケースの特徴は3つあり、
- 全体を覆うことによる防御力の高さ
- 汎用性の高い機能性
- 価格が(基本的には)安い
となります。
全体を覆うことによる防御力の高さ
全面を覆うことによって、側面も傷から防ぐことができます。
リュックにいれたときに、他のものと擦れて傷がつくなどの心配がなくなります。
他で紹介するケースは側面がないモノも多いので、全面を傷から守りたい人にとってはこのタイプのカバーがおすすめ。
iPadへの傷が気になる人は側面があるかどうかを基準にしてみるのも方法の1つ。
汎用性の高い機能性
ベーシックなカバーなだけあって、基本的な機能を抑えることができています。
約15°と約60°の2種類の角度があることによって、動画視聴も手書きするときも快適に使用することができます。
特に15°という角度はキーボード一体型のケースや高さを出すことを特徴にしたケースにはない場合があるので、シンプルなケースの強みであると言えます。
15°の角度によって手書きのしやすさがかなり違ってくるので、資料への書き込みや勉強の用途でiPadを使う予定の方には特におすすめです。
「見る」と「書く」をバランス良く取り入れることができているのがポイントです。
価格が(基本的には)安い
安いものであれば1000円程度で購入することができます。
ペンも収容できるタイプだともう少しかかりますが、基本的には2000円以下で購入可能。
純正のケースなどは価格が高いですが、純正ではないタイプのカバー付きケースは基本的に低価格で購入できるのが魅力です。
入門用のケースとしてぴったりだと考えています。
デメリット
全面を覆うという性質上、どうしても重量は重くなりがちです。
この手のカバーを選んでしまうと、iPad Airを購入しても軽さを実感することができないなど、重量に関するデメリットが出てきてしまいます。
実際に今僕が使っている2000円のケースはシンプルで気にいっているものの、そこまで軽いわけではないので、iPadの重量がそこそこになってしまうのが悩みです。
マグネット吸着型
このタイプのケースはiPadに吸着する形で使うことができます。
ケースの特徴は3つです。
- マグネットを活かした使い方ができる
- 見た目がスッキリしている
- 着脱が簡単
マグネットを活かした使い方ができる
これは1つ目のシンプルなケースにはなかった利点。
このタイプのケースはiPadをマグネットで着脱するだけにとどまらず、裏のマグネットを色々な場所で活用することができます。
- 壁に貼り付けてレシピを見ながら料理ができる
- ホワイトボードに貼り付けて、資料を提示できる
マグネットを活用した様々な使い方ができる点が魅力です。
その他メリットや詳細は下記。
デスクに貼り付けて収納する
どこか置けるところがないと使えないのではなく、マグネットが張り付く場所であればどこでも動画視聴や画像を見ることができるのが大きなメリット。
マグネットがあることにより、アイデア次第で自由な使い方をすることができます。
見た目がスッキリしている
マグネットで吸着するという性質上、背面にくっつくだけの作りになっていることがほとんどです。
そのため、側面を覆っていないのでその分スッキリとした見た目になっています。
また、側面がない分、全面を覆うタイプのカバーより軽量です。
着脱が簡単
背面がマグネットで付いているだけなので、着脱が簡単です。
全面が覆ってあるタイプは着脱するのには多少手間がかかるのですが、マグネット式であれば簡単に取り外しができます。
複数のカバーを使いたい人にとっては良いと思います。
デメリット
個人的に感じたデメリットは2点あり、
- デスクにiPadがくっついてしまう
- 側面が守れない
上記2点が気になりました。
デスクにiPadがくっついてしまう
まず1つ目の「デスクにiPadがくっついてしまう」は、マグネットがあることによって、金属製のデスクだと、デスクの上でもくっついてしまいます。
実際に職場でiPadをデスクの上に置き、いざ使おう!と思ったときに持ち上げようとすると、吸着していてなかなか取れませんでした。
書類や本などを下に置いておけばくっつかないのですが、直置きするたびにくっついてしまうのはなかなかストレスでした。
側面が守れない
2つ目の「側面が守れない」については、リュックなどで運ぶときの傷が気になりました。
iPadを使い潰すつもりであれば関係ないのかもしれませんが、いつかは売ることを考えているのであれば、なるべく綺麗な状態で使いたいと思うのではないのでしょうか。
その場合には、側面が守れないのはデメリットになるはずです。
カバーなしケース
イメージとしてはスマホのケースです。
シンプルにiPadの側面と背面を守るタイプのケース。
特徴は2つ。
- 拡張性を期待できる
- 価格が安い
拡張性を期待できる
ケースだけで運用するのもコンパクトで良いのですが、このタイプのケースを使うのであれば、別アクセサリーと合わせて使うのがおすすめです。
例えばMOFTから出ているSNAPスタンド。
これはiPadにマグネットシールを貼ることによって、吸着してスタンドとしての機能を付加することができます。
iPadに直接何かを貼るのは気が引ける、、、のようなときに、このタイプのケースをかませて使うことによって、iPadを綺麗に保ちつつ、アクセサリーの力を引き出すこともできます。
背面につけるタイプのアクセサリーはいろいろあるので、自分の用途に合わせて使うことができます。
価格が安い
正直ピンキリではありますが、カバーが付いていない分、他のケースに比べると価格は安いです。
僕がiPad miniで使っているケースはアマゾンで500円ほどでした。
デメリット
シンプルかつコンパクトで使いやすいケースですが、デメリットが2点。
- オートスリープが使えない
- 画面の保護がない
オートスリープが使えない
カバー付きのケースの場合、カバーを閉じるとiPadが勝手にスリープモードになります。
つまり、いちいち電源を押す手間がないわけです。
一方カバーなしのケースの場合はオートスリープに対応できないので、毎回自分で電源ボタンを押さなければいけません。
画面の保護がない
わかりきっていることではありますが、画面の保護はできません。
カバーがないので画面に関しては保護フィルムを貼るなどして自衛するしかありません。
キーボード一体型
キーボードをよく使う人にとっては気になる人も多いのではないでしょうか。
このタイプの特徴としては、いつでもキーボードが使えるということ。
いつでもキーボードが使える
当たり前すぎることですが、キーボードが使えます。
もう少し詳しく言うと、製品によっては充電の必要がありません。
純正やLogicoolの製品であればiPadの側面にあるスマートコネクターに接続することで充電を気にせずに使用し続けることができます。
仕事中に突然充電が切れるということもないので、安心して使うことができます。
デメリット
デザインにインパクトがあるので、欲しくなる人も多いと思いますが、致命的なデメリットも抱えています。
デメリットは以下3点。
- 書くことへの親和性は皆無
- PC並みの重さになることも
- 価格が高い
書くことへの親和性は皆無
キーボードとしての機能に特化しているのでしょうがないことですが、「書く」という行為に関しては親和性が全くありません。
一応できなくはないですが、かなり無理がある使い方をしなくてはいけません。(画像参照)
普段ペンシルをよく使う人にとっては慎重になったほうが良いです。
PC並みの重さになることも
キーボード一体型ということで、当然重量も増します。
僕が持っているMagic Keyboardで考えると、iPadと合わせて重量が1kgくらいになってしまい、PCを持っているのと変わらないくらいの重さになってしまいます。
iPadの良さである軽くて機動力があるというところを考えるとマイナスな要因になってしまいます。
価格が高い
もちろん安いものもたくさん発売されているのですが、純正品や人気機種の価格は高めです。
純正だと4.5万円くらい、Logicoolのキーボード一体型ケースだと2万円くらいします。
正直キーボードを使うだけであれば、別で折りたたみキーボードを買うという選択肢もあるので、一体型のケースにどこまでお金を払うべきかというのは考えたいところ。
特殊型
ケースの中には独自の強みを持っているものもあります。
特徴としては独自の強みを持っているということ。
独自の強み
例を挙げると
- 手帳として使いやすいように設計されている
- 手さげ用の取手が付いている
- 角度調節が多段階
- 他のケースにはない、独自の作りを活かした使い道があります。
特定の状況や自分の環境によっては、上記のケースよりも使いやすい場合があります。
僕自身が持っているのはMOFTのSnap フロートフォリオという機種になりますが、通常のケースになりつつ、4種類の多機能スタンドなるというギミックがあります。
デメリット
デメリットとしては使用場面が限定されてしまうことや価格が高い場合があるなどが挙げられます。
紹介したMOFTのカバーだと、価格が1万円ほどになるなど、他のケースと比べてかなり高額になってしまうのがネック。
まとめ
iPadにはケースをつけることによって、使用の幅が広がりますし、使いやすくなります。
用途に合うケースを買うことで効率や生産性を上げられると思います。