無印iPadも日々改善を続けてもう第9世代目まで到達。
毎年iPadの購入や買い替えを検討している人も多いと思います。
実際に僕のところにも友達が初のiPad購入には適しているのかどうかとか職場の人が買い替えをどうするかなどの質問がありました。
第9世代iPadは初購入に適しているのか、第8世代iPadから買い替えは必要なのかについて書いていきます。
64GBが初めてには合っている
今回のiPadの1番評価できる点は64GBがラインナップに入ったところだと感じています。
初めてのiPadで予算をなるべく安く抑えたい人には最適解。
- 32GB:安いけど容量足りなさすぎる
- 128GB:おすすめだけど5万超え
- 256GB:普通に使う人には絶対必要ない容量
簡単に各容量について解説してみました。
個人的には128GBをおすすめしたい気持ちがあるのですが、初めての購入する場合は本当にiPadが必要なのか?という疑問もあることからなるべく予算を抑えたいところ。
そうなる様子を見るという選択肢を取れる上に1万円ほど安くなる64GBは悪くないはずです。
実用性とコスパ
第8世代のときにあった32GBのiPadの特徴はなんといっても価格が安いこと。
iPadとしては最安値の3万円と少しで買うことができます。
ただ注意しなくてはならないこととして
- アプリは十分に入れられない
- 写真動画は保存できない
- アップデートすらできなくなるかも
- 初期設定の時点で5~10GBほど使われるから実質20GB
などの問題点があるのが気になるポイント。
その点今回の第9世代のiPadであれば最小容量でも64GBあります。
64GBであれば気をつけて使うことができればそこそこ快適に使うことも可能。
十分に「使える」iPadを4万で買えるというのは実用性にもコスパにも優れています。
性能はもう十分
今職場で第7世代のiPadを使い、妻が第8世代のiPadを使っているので以前のモデルも触ってきているのですが、普通に使う分にはなにも困らないほどの性能があります。
ここで言う「普通」というのは
- インターネットの検索
- 写真動画の視聴
- アプリの挙動
- 文書作成
- プレゼン資料作り
- 音楽鑑賞
- 電子書籍の読書
これらのiPadを使ってしたいと考えていることについてはほぼ問題なくこなすことができます。
むしろ何がきついのかというと
- 写真や動画を過度に使った資料作成
- 動画編集
- 大量の写真加工
いわゆる「重い」とされている作業に関しては難しことが多いです。
ただこれらの作業もできないわけではなく、他の高位機種に比べたら時間がかかるとか少し動作の遅さが気になるとか時間をかけていいのであれば気にならないことばかり。
購入前に自分の使い方さえ決まっているのであればそこまで困らないと思います。
10.2インチは3年目
第7世代、第8世代ときて第9世代は10.2インチの画面3年目のモデル。
3年間同じ形を採用してきたと言うこともあり、性能は毎年洗練され続けている。
見た目を変えずに性能だけ上げていくのは驚愕。
そういう意味でもこの型は3年目として完成の域までデザインも性能も到達しているのではないかと言うのが個人的見解。
第8世代との違いは無視できる
第8世代と第9世代の違いとして気をつけなくてはならないことは少なく、
- A13 Bionic搭載
- True Toneディスプレイ対応
- フロントカメラのスペックが向上
気にしなければならない点はこの3点だけでいいのではないかと思います。
A13 Bionic搭載
第8世代はA12 Bionicを搭載し、第9世代はA13 Bionicを搭載しています。
A13 BionicはiPhone 11にも使われているチップで高性能。
挙動に関してはもう特に心配する点もなく普通に動きます。性能についてもA13 BionicはA12 Bionicと比べて20~30%性能が高くなっているそう。
True Toneディスプレイ対応
環境光に合わせて画面の色温度を自動的に調整してくれるという機能を搭載。
上の機種になるとフルラミネーションディスプレイを採用しているなど違いはありますが、何が違うかというと画面の光の反射が抑えられるかどうかという点ですね。
光の反射であればアンチグレアフィルム買えばなんとかすることもできるかもしれません。
フロントカメラのスペックが向上
第8世代では120万画素だったのに対し第9世代は1200万画素の大幅な性能向上になっています。
僕自身はフロントカメラを使うことはほとんどありませんが、動画撮影等でフロントカメラも多用する人にとっては嬉しいアップデートとなりました。
サブ機としてかなりおすすめ
64GBの容量に加え価格もそこそこに抑えることができ、性能も十分であればサブ機としての基準は全てクリアしていると言えます。
2台持つこと自体がめずらしいことではあると思いますが、2台必要な環境で使っている人に関しては良い選択肢になりそう。
iPad Airほど性能もいらないし価格も抑えながらiPadを買う場合には最有力。
容量選びは慎重に
容量選びは慎重に考えた方が良いです。
価格を少しでも安く抑えたいのであれば64GBで問題ないのですが、もう少しだけお金がだせるのであれば少し考えて欲しい容量です。
64GBで困ることとして
- 写真動画を保存しておくにはやや不安
- アプリもたまに整理しないといけない
メイン機というとiPad内にデータをたくさん保存するのではないかと思います。
こまめに整理できるのであれば問題はないのですが、度重なるアップデートや写真や動画の増加で意外とすぐ64GBは圧迫されていく現実が。
ガッツリ使うメイン機にする予定であれば少し容量について検討する必要があるかもしれません。
Apple Pencilが少し残念
相変わらずApple Pencilは第1世代。
充電用のLightning端子にApple Pencilを挿して充電しなければならないあの間抜けな様子は今年度も採用継続。
1番安いモデルなので文句はないですが、第2世代の快適さを知ってしまうと早く対応してくれてもいいのにという気持ちに。
Lightning端子は継続
Apple端末もついてに呪われしLightning端子を継続しているのはiPhoneと無印iPadのみとなってしまいました。
最近はUSB-Cにいろいろなガジェットが移行し始めているのでiPadもいつ移行になるのか気になります。
キーボードは社外がおすすめ
iPadを仕事で使おうと考えている人は文章を書くことを想定している人も多いのではないかと思います。
純正のカッコいいキーボードケースもあるのですが、純正のキーボードは高い上わりにはキーボードとしての使い方しかできず不便なことが多いです。
iPadはキーボードを合わせて使う時間よりも単体で使っている場面の方が多いので、ケースに関してはシンプルなものを購入して、折りたたみのキーボードなどの場によって使い分けられて持ち運びやすいキーボードを買うことをおすすめします。
少しでも安く買う
ほとんど割引のないiPadですが特定の条件が当てはまると安く買えることがあります。
チェックしてみてください。
まとめ
容量・価格・性能を踏まえて考えると非常にコスパの良いiPadに仕上がっているという印象。
サブ機持っていなかったら買っていたかもしれません。