最近ようやくいろんな機能を使いはじめたES-8。
なんでもできる最強のスイッチャーなのは知っていたけど、深く知るほどなんでもできすぎるなという印象。
今まで機能の5%くらいしか使ってなかったんだなと猛反省。
ということで今回はES-8を操作すると出てくるPatch MIDI1~8ってなんなんだってことと、これがわかるとどんなことができるのかってことについてまとめていこうと思います。
Patch MIDIはMIDI制御の設定画面
そもそもMIDIって?方はこちらの記事を参考にしてみてください。
ES-8なんですけど、説明書みてもMIDIの設定方法の解説がざっくりというかほとんどないですよね。
というかDD-500とかKEMPERもMIDIの設定については詳しく書いてなくて、MIDIって単語は知ってるけど何ができるのかもわからないし、どうすれば動くのかもわからないという状態の人も多いはず。
ひとまずES-8でMIDIで何かをしようとしたらこのPatch MIDIから設定する、ということを抑えておきましょう。
Patch MIDI1~8っていったいなにができるの?
最初MIDIを設定し始めるとき本当に意味がわからなかったのを覚えています。
MIDIを設定しようとすると同じような項目が8つ!
どれを選択すればいいかわからないしなんでPatchが8つも??ってなりました。
さて、この8つのPatchの意味はですね
- 1つのPatchに最大8つのMIDIの設定をすることができる
ということになります。
具体例を出していきましょう。
例えば1バンクの1が今表示されているとします。(1ー1)
この1-1に最大8つの指示を同時に送るための設定がPatchMIDI1~8の役割となります。
僕の今の設定だと
- Patch MIDI1にDD-500の1ーAを起動する指示
- Patch MIDI2にKEMPERのお気に入りのリグを呼び出す
このような設定してあります。
ES-8のバンク1-1にこの2つの設定をしておくことで、1-1を踏んだときにこのPatch MIDI1とPatch MIDI2の設定が同時に起動するというわけです。
僕は今MIDIで制御したい機器が2つしかないので同時起動も2台までですが、もっとMIDI対応のエフェクターとかをもっていれば同時に8つを使えるようになるわけですね。
ES-8はMIDIの送信数が強い
他のスイッチャーもいろいろあるのですが、ES-8の強みはこのMIDIプログラムチェンジナンバーの圧倒的な送信数です。
理解できるまではPatch MIDIのさっぱりという感じですが、理解できるとすごさがよりわかります。
シンプルに1動作で8台管理できるって自由度高すぎませんか?
僕自身最初は個々のエフェクターを管理するためにループ数が必要だなと思って買っただけだったんですけど、MIDI制御でこんなに幅が広がるとは、、、
正直MIDI対応のエフェクターに絞って、設定さえしっかりやればもはや5ループのスイッチャーでも余裕で足りる時代になってきた感じがありますね。
わざわざ大きいボードを持ち運ぶ必要がなくなりそう。
まとめ
MIDIのことを理解すればするほど使い道が広がる、そんな可能性だらけのスイッチャーがES-8。
これが5年前に発売されてたと思うととんでもない、、、
まだまだ使えてない機能たくさんあるので、その都度更新していきます。
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