Marshall初のノイキャンイヤホン登場!|デザインは抜群だけど、、、【Marshall/MOTIF A.N.C/レビュー】

Marshall イヤホン

音楽界の中では超有名であるMarshallから満を辞して初のノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホンが発売されました!

圧倒的なデザインに惚れ込んでしまって、気が付いたときには購入ボタンを押していました、、、

届いて間もないですが、使ってみて良かったところと気になるところをレビューしていきたいと思います。

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Marshall (マーシャル)

Marshallとは

Marshallはギターアンプの世界で半世紀以上に渡りイノベーションの最前線に立ち続け、イギリスの象徴的なブランドとして世界中の著名なミュージシャンからも愛用されています。また、Marshall社は最先端の製品デザインと開発に加え、60s、70s 、80sのロックとブリティッシュ・ブルースミュージックを定義づけた歴史的なギータ―アンプをハンド・ワイヤードとして復刻させています。今日も、MarshallはイギリスのBletchleyにてヴィンテージでモダンな製品を作り続けています。

https://kanjitsu.com/product-brand/marshall/

特徴

  • アクティブノイズキャンセリング
  • 最大約20時間の連続再生とクイックチャージテクノロジー
  • コントロール
  • 快適性

スペック

形式ダイナミック型
通信方式Bluetooth V5.2
対応コーデックSBC
連続再生時間約4.5時間(ANCオン) 約6時間(ANCオフ)
充電ケース使用時約20時間(ANCオン) 約26時間(ANCオフ)
重量イヤホン片耳:約4,25g 充電ケース:約39.5g
防水仕様イヤホン:IPX5 充電ケース:IPX4
ドライバーサイズ6mm
ワイヤレスレンジ約10m
フル充電時間イヤホン:約3時間 充電ケース:約3時間
再生周波数20Hz-20kHZ
インピーダンス16Ω
感度106±2 dB @ 1mW(0.126Vrms) 1kHz
付属品イヤーチップ(S/M/L)充電ケース USB Type-C充電ケーブル

デザイン

Marshall イヤホン

とにかく突出しているのはこのデザイン!

アンプを彷彿とさせる質感に、Marshallのロゴなど、まさにロック好きにはたまらない仕様になっています!

全体としてもとても小さくまとまっていて、コンパクトでスタイリッシュ。

イヤホンにはタッチコントロールができる部分に「M」の刻印があります。

イヤホンの下部は金属で仕上がっており、重厚感と高級感を感じることができます。

ケース・イヤホンともにこれまで使用してきたどのイヤホンよりも高級感を感じさせてくれるデザイン!

音質

当然安っぽい音なんかするはずがなく、各音域帯もクリアに聞き取ることができます。

アンプやスピーカーのメーカーであって、イヤホンは専門外かと思いきや、解像感のある音が聞こえてきて安心しました。

個人的にはアコギやテレキャスターのクリーンのカッティングの音に関しては、これまで使用してきたどのイヤホン・ヘッドホンよりも生の音に近く感動でした。

アンプメーカーなだけあって、楽器の音質意識してくれたのでしょうか。だとしたら嬉しい!

全体の音としては低音がブイブイ響くようなイヤホンではなく、各楽器がバランス良く広がって聞こえるような感じで、心地良く長時間聞いてられます。

装着感

密閉、という感じよりは自然に耳にフィットしてくれるような感覚。

見た目のゴツさよりは柔らかくつけることができます。

気になった点としては、イヤホンの下部が本家アンプのノブを彷彿とさせるような金属部品になっているのですが、これが装着時に耳たぶに当たると擦れて痛い。

当たらないように気をつければいいのですが、不意に当たってしまったときに痛みがあると思います。

ノイズキャンセリング

想像していたよりも効いてて驚きです。

部屋のエアコンの音などは消してくれるので快適な無音が手に入ります。

SONYの最高峰ノイキャンイヤホンであるWF-1000XM4に近いノイキャンには及ばないものの、低価格帯のイヤホンとは一線を画す性能があるように感じました。

Ankerのコスパ最強イヤホンのSoundcore Life P3よりは圧倒的に効きが良かったので、さすが値段はハイエンドといったところ。

アンプのメーカーでなおかつ初のノイキャンイヤホンだったので、ノイキャンはあってもそこまで効かないのかな、と想像してましたがこれは良い意味で期待を裏切られました。

外に出て歩いているときも風の音や人の話し声をだいぶ軽減してくれるので、音楽を聴きながら散歩するのにもうってつけ。

カフェで周りの音が大きすぎるとさすがに全ての音は消しきれませんが、大まかな雑音は消してくれるので、集中して本を呼んだり作業したりすることができます。

SONY WF-1000XM4
Soundcore Life P3

バッテリー/充電

バッテリー
  • 連続再生:約4.5時間(ノイキャン使用時)
  • 充電ケース使用時:約20時間(ノイキャン使用時)

連続再生は4時間もあれば個人的には十分だと考えています。(テレワークとかで長時間必要な人もいるのかもしれませんが)

充電方法に関してはUSB-Cの有線充電とワイヤレス充電対応です。

デザイン性高すぎてワイヤレス充電できるか不安でしたが一安心。

ちゃっかりUSB-C充電だし、ちゃんとわかってる。よし。

防水性能

素材

なんとケースまで防水仕様になっています。

  • イヤホン:IPX5
  • ケース:IPX4

汗・生活防水くらいは平気、雨・シャワーは危ないかもしれないくらいの防水性です。

イヤホン本体が防水は当たり前の世の中になっていますが、ケースまでの防水は聞いたことなかったので驚きでした。

専用アプリ

Marshallの専用アプリがあり、ダウンロードして初期設定を済ませることでイコライジングをして好みの音で聴くことができます。

  • Marshallオリジナル
  • ロック
  • SPOKEN
  • ポップ
  • ヒップホップ
  • エレクトロニック

計6種類の設定の中からプリセットを選ぶことができます。

各音域を自分で調整するような、イコライジングを自分好みにカスタマイズすることはできませんでした。

あくまで最初から設定されている6種類のプリセットから選ぶこととなります。

タッチコントロール

物理ボタンはないですが、タッチコントロール搭載で音量の変更、再生/停止をイヤホンから操作することができます。

左右ともに操作は同じです。

  • 1回:再生/停止
  • 2回:曲送り/電話の拒否
  • 3回:曲戻し
  • ロングタッチ:ノイキャン・イコライザー・外音取り込みを切り替え

接続方法

接続するとき
  • 充電ケースを開く
  • LEDがゆっくりと青色に点滅するまでケースのボタンを長押しする
  • 使用するデバイスのBluetoothリストからMOTIF A,N.C

マルチペアリングなし

最高に残念ポイントでした、、、

事前の情報ではわからなかったので不安を抱えながらの購入でしたが悪い予感が当たってしまいました。

このMarshallイヤホン、登録端末は1台のみです、、、

この価格帯のイヤホンであれば4台くらいのマルチペアリングは用意しておいてほしいところ。

iPhoneとiPadの切り替えにいちいち接続解除が必要になるのは最高にめんどくさい。

ここまで良い意味で期待を大きく裏切ってくれていたので、大きな落とし穴に落ちたような感覚です。

一応音質確保のためにマルチぺリング機能は切り捨てたとの情報もあるので、さすがアンプメーカーならではのこだわりを感じるな、とも取れますが、、、

個人的にはこの価格帯なら3台はマルチペアリングつけて欲しかった。

機能に対しての価格

最高のデザイン、マーシャル初のノイキャンイヤホン、、、

お値段は25980円!

この製品、デザインやノイキャンについては価格相当の価値があるかと感じます。

特にデザイン性に関してはケース、イヤホンどちらともにAirPods ProWF-1000XM4と比べても圧倒しているとさえ感じます。

ただ製品の機能と価格を釣り合いを考えたときはちょっと厳しさが垣間見えます。

これは大きなネックとなるポイント。

2万後半台のハイエンドイヤホンとしてマルチペアリングやマルチポイントがないのは正直絶望的。

機能性や音質を最高に求めたい人には選択肢に入らないのではないかというのが正直なところ。

ただ、その不満点を覆せる可能性を秘めているほどにデザイン性は良さが突き抜けてるから悩ましいところ。

SONY WF-1000XM4
Soundcore Life P3

おすすめな人

機能性において完全に人を選ぶイヤホンです。

  • Marshallが好き
  • デザイン性を重視したい
  • マルチペアリングがなくても許せる
  • ノイキャンが他社2機種に勝てなくても許せる

Marshall好きはこの不便も覆して買ってしまうから悔しい、、、!

まとめ

個人的にはジャケ買い的なイヤホンです。

ハイエンドなイヤホンとしてはWF-1000XM4を持っているので、完全に必要のないイヤホンだし、使ってみて改めて機能的には劣っていることがはっきりわかってしまいました。

でも、それでも買いたいと思わせるだけの魅力があるのもまた事実!

バンドマンは見た目と愛着に釣られて買ってしまいそうなので注意。

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Marshall (マーシャル)

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