時間はあるのに有意義に過ごせていない、予定は詰まってるのに何をやっていたのか思い出せない
こんな感じに思ったことがある人は多いのではないでしょうか?
事実僕は最近満足度の高くない時間を過ごしてしまったり、何をやっていたのか曖昧な日が多かったです。
そんなときにこの本を見つけました。
時間の使い方の改善のために勉強していきたいと思います。
最近自己啓発本読む機会が増えたので合わせてどうぞ。
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時間術大全
この本はGoogle・youtubeといった超有名大手企業で働いたことのある元社員の2人が、働いている中で気づいたことや改善していったことについてまとめられた本です。
内容の柱としては、「ハイライト」「レーザー」「チューニング」「チャージ」という4つの手法を使って時間を活用していくという内容になっています。

今からこの4つについて読んだ内容をまとめていきます。
ハイライトを決める
この本でいうハイライトとは「ちょうどいい目標」のことです。
前提として目標がない生活はすぐ忘れてしまいます。
だからこそ毎日に目標が必要だということになりました。
しかし長期目標だと目標までの道のりが遠すぎてやる気がでない。逆に短期的な目標だとタスク整理のようにやった感だけが出て、実際にはたいして課題も進んではいないし満足感も低い。
そこで設定するのがちょうどいい目標であるハイライトになるわけです。
そしてハイライトには3つの決める基準があります。
緊急性
今日やらなくてはいけない。最も急を要することは何か?
これを自問自答して考えたときに出てきたものを今日のハイライトに設定しましょう。
急を要するハイライトには例えば
- 仕事の企画書を今日中にまとめて提出する
- 夕方、友人が来るので食材の買い出しと準備
- 旅行の写真や動画の編集作業
- ブログの執筆
自分がその日大切にしたいことであればなんでもいいみたいです。
満足感
何をハイライトに設定すれば、1日の終わりに満足感を得ることができるでしょうか?
満足感がない活動ではモチベーションも上がりません。
この満足感ではただひたすらに満足感のみに焦点を当てて考えてみてください。
喜び
今日という日を振り返ったときに、一番喜びを感じられるのは何をしたときでしょうか?
すべての時間を生産的にする必要はありません。
今よりも喜びにあふれた生活になれば目標は達成されています。
だからこそ喜びをくれるハイライトは他人から見たとき、無駄と思われるかもしれません。
ただその活動で自分が喜びを得ることができるのであれば、それが今日のハイライトになります。
レーザーで取り組む
1日の適切な予定は立てました。
しかし、ここからこそが鬼門です。
行動すること、やりきることが1番難しい。
だからこそやりきるためには集中力が必要になります。
この本でいう集中力が「レーザー光線のようにハイライトに1点集中で取り組む」=「レーザーで取り組む」になるわけです
レーザーのように活動するための秘訣をまとめていきます。
朝の巡回をやめる
朝という時間は脳が使われていないことから何も疲れていない状態、つまりはゴールデンタイムです。
しかし、朝一番最初に何気なくやってしまう行動があります。
それはラインのチェックであったり、SNSの確認です。
ほんの少しと思ったのもつかの間、気づけば何十分もスマホを見ている経験はありませんか?
朝こそ効果的に時間を活用すべきです。
SNSの確認は一呼吸置いてから行うようにしましょう。
自分で「締め切り」をつくる
集中力を高める方法として締め切りに勝るものはありません。
締め切りの威力については皆さん学生時代の夏休みの宿題で経験済みかと思います。
不思議なもので、時間があるとその時間に合わせてタスクが膨らんでしまうものです。
これについてはDaiGoさんの超集中力でも書かれていたことです。
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集中して取り組むためにも、制約をつけるのが大切なのだと思います。
ハイライトの細分化
そもそもハイライトは長期的な目標ではなくその日取り組めるような目標ではありますが、それでもなにからやればいいのかがわからない!そんな人もいるかもしれません。
それならば目標を小さく細分化していけばいいんだけの話です。
ハイライトを分析して
- 何を最初にやらなくてはいけないか
- 次にどのようなことをするべきか
- 最後はこれだけ終わっていたい
順序立てて整理をしていきましょう。
1つ1つの行動が明確になれば取り組みやすなり、集中力も高まっていきます。
細分化された課題と向き合いましょう。
タイムタイマーの活用
時間は目に見えません。
でも見えたっていいじゃないですか。
このような時計を見たことがありませんか?

これは「タイムタイマー」といって、視覚的に残りの時間がどれくらいなのかがわかる時計になっています。
時間が見えるということはいい意味で切迫感があります。
また、単純にあとどれくらい取り組む時間があるのかがわかるようにも。
時間を目で見て、タスクを整理するのがコツです。
ツールにこだわらない
作業環境を快適にするための最高の机はどれか?効率が良いアプリを入手しよう。
快適とか効率とか調べるのって楽しいですよね。
僕自身も時間対効果とかすごく考えちゃうので、この手のことはよく検索しています。
しかし、この検索での落とし穴が、調べたら満足してやった気になってしまうことです。
目的の課題をこなすために一番必要なことはなにか?それはとにかく始めること。
ツールにこだわっている場合ではないんです。まずやれ、と。
手を動かした先に要望が出るのであって、何もやってないやつは文句を言うより即行動が原則です。
紙とペンだけでもいいからすぐさま動こう。
チャージする
自分の中にはバッテリーがあると思ってください。
それは0%になってしまえばパフォーマンスが落ちますし、100%なら最高の活躍をしてくれることでしょう!
満足度の高い生活を送るにはまず第一に自分が元気であることが条件です。
だから自分が元気にいるためには何が必要で、どんなことをするといいのかは把握しておきましょう。
カフェインをうまく使う
最近エナジードリンクを目にする機会が多くなりましたね。
かく言う僕もモンスターが好きなわけですが。
世間ではカフェインの有毒性を訴えかける報道が多くなったと思いますが、適度につきあるのであれば強い味方になることは間違いありません。
活用法としては
- 疲れる前に飲む
- こまめに飲む
- 糖分の入っていないものを飲む
などが挙げられます。
モンスターやレッドブルなどのエナジードリンクは短期的には効果があるのですが、糖は素早くエネルギーになりますが、高いエネルギーを維持するには役に立ちません。
さらに糖分を摂りすぎることによって他の病気にかかってしまうこともあります。
コーヒーや緑茶などを選んで、体とうまく付き合うのが効果的です。
すきあらば「仮眠」をする
仮眠が午後の仕事の効率と認知能力を高めることが多くの研究からわかっています。
眠りに落ちる必要すらありません。
横になって10~20分くらい休むだけで、体は十分に回復していきます。
眠いまま、疲れたまま仕事やタスクをこなしてもいい結果はついてきません。
いい結果をだすためにも積極的に休みましょう。
チューニング
科学的な方法で毎日をチューニング(調製)していきましょう。
- なにが起こっているのかを「観察」する
- なぜそれが起こっているのかを「推測」する
- 仮説をテストするための「実験」を行う
- 結果を「測定」して仮説が正しいかどうかを判定する
この4ステップで毎日を振り返ってみましょう。
まとめ
時間の使い方や意識の置き方を工夫することで何をしたら満足感の高い生活を送れるのかということを考えさせられました。
日々の積み重ねと試行錯誤が重要ということですね。
ワークシートは僕もさっそく活用したいと思います。
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